俳優の斎藤工（３７）が１１日、都内で行われた「シンガポール・フーディーズ」イベントに登場し、報道陣に“おもてなし”する場面があった。

　イベントでは多民族国家であるシンガポールで食べられる、民族料理を実食。斎藤は、インド料理のロティ・プラタのユニークな食べ方を紹介した。しかし突然、「みなさんもどうですか？」とカメラを構える報道陣たちに、料理を振る舞い始め、「想像の７倍おいしいでしょ？」と満足げな笑顔を見せた。

　斎藤は、シンガポールで撮影が行われた映画「家族のレシピ」で主演を務めたが、現地で受けた、食を通したコミュニケーションに感動。「言葉や国境を越えたおもてなしをされた」と振り返った。その後も“シンガポール愛”は止まらず、「第２の故郷になっている」とまで口にした。

　この日のイベントは、シンガポール政府観光局が主催。斎藤は２０１７年からシンガポール観光大使に任命されており、同国について「言葉では説明できない引力がある街」とアピールしていた。