演歌歌手の三山ひろし（３８）が“監督デビュー”することが２９日、分かった。最新シングル「望郷山河／宝もの／杉の大杉」（７月３日発売）に収録される新曲「杉の大杉」のミュージックビデオ（ＭＶ）を、趣味のドローンを駆使して撮影。自ら愛機を操り、１７時間に及ぶ長時間の撮影を乗り切った。

　“演歌界の両津勘吉”とも言える多趣味な三山は、芸能界最上位のけん玉四段を持つ。精神修行のために始めた包丁研ぎは、マイ研ぎ石を所持。今年に入って新選組で知られる古武道の天然理心流にも着手した。裁縫は約９年前から取り組み、４月のイベントに自作のエプロン姿で登場。カブトムシ飼育は１２１匹を育てている。コーヒーにも強くこだわり、各地の豆を楽屋でひいて飲むのが恒例。コーヒー豆を見るためブラジルの農園を訪れる予定だという。