小林幸子が橋渡し“天使の歌声”が被災地に ウィーン少年合唱団 福島でコンサート
歌手・小林幸子(65)が21日、福島・郡山市でのウィーン少年合唱団らによるチャリティーコンサート「UTAU DAIKU in 福島」の会場を訪れ、募金活動を行った。東日本大震災の復興支援を目的に2014年にスタートした公演で、昨年まではオーストリアでの開催だったが、6回目にして初めて被災地で実施。同少年団は震災後初めて、福島入りした。
主催協会会長を夫の林明男氏(57)が務めている縁で、小林も初回からスタッフとして参加。“天使の歌声”を被災地へ橋渡しして、「志に賛同してくださった皆さんがいらっしゃらなかったら、できなかったこと。ここ福島でできて幸せ」と感謝の思いを募らせた。「長く続けていくことが大事。忘れてはいけないことなので。災害のない時代になって、みんなが明るく幸せであってほしい」と令和も支援の心は変わらないことを強調した。
ベートーベン「交響曲第9番」などが歌われた会場には、1700人を無料招待。集まった浄財を義援金として寄付する。