丸山穂高議員 辞職を再否定「絶対に辞めるわけにはいかない」

 北方領土を戦争で取り返す是非に言及し、日本維新の会を除名された丸山穂高衆院議員=大阪19区=は20日、野党が提出した議員辞職勧告決議案に関し「発言に対して出すのはゆゆしき事態だ。言論の府が自らの首を絞めかねない。可決されても絶対に辞めるわけにはいかない」と国会内で記者団に語った。自身の発言については「全くもって、憲法の理念を逸脱しているとは考えていない」と強調した。

 丸山氏が取材に応じたのは、14日に維新が除名処分として以降初めて。維新がロシア側に謝罪した対応を巡っては「ロシアに誤ったメッセージを送ることになる」と改めて指摘した。

 維新代表の松井一郎大阪市長が19日、丸山氏に飲酒トラブルがあったことを念頭に「アルコール依存症は精神的なダメージがあると聞いていた」などとツイッターで言及したことには「遺憾だ。訂正と謝罪をしてほしい。どういう形でアルコール依存症と断定されたのか」と述べた。

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