玉三郎 「稽古が始まると一番苦しい」…コンサート「世界のうた」を前に心境
歌舞伎俳優の坂東玉三郎(69)が9日、京都市内で、コンサート「坂東玉三郎 世界のうた」(7月3・4日、京都・南座)の取材会を行った。
井上陽水(70)の「つめたい部屋の世界地図」など20曲を披露予定。越路吹雪さんの名曲を歌うなど、2011年以降、コンサート活動も増えた玉三郎は「50歳ごろから声が出にくくなって発声練習をしたが、お客さまの前じゃないと出ない声がある。そんな流れで皆さまの前で歌ったらどうだろうとなった」と経緯を説明した。
「(曲を)選んでるときが一番楽しくて、稽古が始まると一番苦しい。幕が開くときは、歌舞伎より経験がないので緊張する。終わったあとも達成感はなく、解放感のみ。じゃあ、何でやるのかとなるけど」といいながらも、「歌いきって、お客さんが喜んでくださったとき、やって良かったなと思う」と笑顔で明かした。
また、公演名「世界のうた」については、「持ち歌がないので、『世界の歌』の中から選ぶから」と話した。19人による楽器演奏に加え、コーラスが4人で派手な舞台装置はないという。衣装を聞かれると、「あまりキラキラするのは恥ずかしいけど、キラキラするしかない」と笑わせた。
同公演は5月18・19日に熊本・八千代座、同28・29日に東京・日生劇場で開催される。
