加藤浩次 「太鼓の達人」窃盗犯は少年? 映像公開に「議論が必要」

 極楽とんぼの加藤浩次が3日、日本テレビ系「スッキリ」で、ゲームセンターから「太鼓の達人」の太鼓が窃盗された事件について言及。公開した映像で犯人にモザイクをかけられていたことに「映像公開したというのはいいことだと思うけど、未成年の可能性もあるからああいう顔にモザイク掛けないといけない。議論も必要だと思う」と語った。

 事件があったのは4月末、愛知県・北名古屋市内にある店員不在のゲームコーナー。犯行は2人組の男によって17分40秒の間で行われ、太鼓だけが持ち去られた。ゲームコーナーを運営管理する関係者は「ゴールデンウイーク中、あれを楽しみに来るお客さんもたくさんいらっしゃる」と怒り心頭。見込まれた売り上げを含め、被害額は30万~40万円だという。

 関係者は部品が高額で転売されている現状にも触れ、「警鐘を鳴らさないといけない」と説明。犯人が少年の可能性もあり、批判を受けることも覚悟のうえで防犯カメラの公開に踏み切ったという。

 映像を見た加藤は「大胆な犯行ですよね」と驚きの表情。続けて「小さなゲームセンター、ここは手薄ということですね。分かっているんだな」「金銭目的。絶対これだよ」などと指摘した。

 加藤の「議論も必要」との意見に、コメンテーターの大畑大介氏は「未成年を逆手に取っているようにしかみえない。子供達にこういうことをやらせて罪がそれほど大きくならないことをやっている大人が、転売目的でこの時間帯にこの場所に行かせて、こういう犯行をさせているように感じてしまう」とし、「だから、顔をバンバン見せていいと思う」と訴えた。

 同じくコメンテーターとして出演していた弁護士の菊地幸夫氏は「顔を出す出さないは少年法の規定があるんですよね。少年の犯罪に関しては、本人を特定できるような報道をしてはいけない。その善し悪しはこういうことが起こるたびに議論がある」と語った。店側は警察に被害届けを出しているという。

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