「いだてん」瀧被告代役・三宅が初登場 冒頭から出ずっぱり、状況説明多々

 NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(第16回)が28日放送され、コカインを摂取したとして麻薬取締法違反の疑いで逮捕、起訴され、同ドラマを降板したピエール瀧被告の代役を務める三宅弘城が初登場した。瀧被告は3月12日に逮捕され、今月4日に保釈された。

 三宅はマラソン用の足袋を提供し、主人公の金栗四三(中村勘九郎)を支える東京・大塚の足袋店「播磨屋」の主人、黒坂辛作役という重要な役どころ。3月19日に代役が発表されていた。撮影は6月放送分まで進んでいたが、急きょ撮り直しが行われた。

 28日の放送回では、冒頭からいきなり三宅が登場した。オープニングは播磨屋の2階で四三が「あっ、富士山の見えとるばい」と景色を見渡すシーン。1914年(大3)、教員になる道を捨て、16年のベルリン五輪を目指し始めた四三が引っ越し先を探しているという筋書きで、すぐに辛作が登場。2階の部屋を気に入った四三に「本当に?狭くないか?」と聞き、ほぼ同時に『東京 大塚 ハリマヤ』と説明のための字幕が添えられた。

 「しつけえな、この野郎」「何ぃ?!」など、決して愛想はよくないが、面倒見のいい職人気質がうかがえる辛作らしいセリフもあった。

 三宅の突然の登場に、一瞬、ピンとこなかった視聴者もいただろうが、途中、「丈夫なマラソン足袋 播磨屋」という看板が映し出されるなど、状況説明は多めな印象。ネット上では「三宅さん、いい」「三宅さんハマってる」などの声があがっていた。

 三宅は冒頭から2分40秒、出ずっぱり。後半にも出演シーンがあり、出演シーンのカットではとても対応できなかったことがよく分かる。

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