NGT山口真帆 怒りの卒業 101日ぶり復帰も盟友・長谷川&菅原も同時に…

 昨年12月に新潟市内の自宅で、男性2人から暴行される被害を受けていたNGT48の山口真帆(23)が21日、新潟市のNGT48劇場で行われた、副キャプテンを務めるチームGの千秋楽公演に出演。運営会社・AKSの社長から「会社を攻撃する加害者」などと批判されたことを明かし、グループからの卒業を発表した。山口と親友関係である長谷川玲奈(18)と菅原りこ(18)も同時に卒業を発表した。3人は5月18日に卒業公演を行う。また、柏木由紀(27)はこの日でNGTとの兼任が解除となった。

 山口と運営側の大きすぎる溝は、最後まで埋まることはなかった。アンコールでの最後の曲前、まず長谷川が、続いて菅原が、涙ながらに卒業を発表。そして最後のあいさつに入ろうとした瞬間、山口も静かに、卒業を発表した。

 山口は、持参した手紙をファンの前で朗読。暴行を受けたことを自ら発信したことに「このグループに変わってほしかったし、大切な仲間たちに同じ思いをしてほしくないと、すべてを捨てる覚悟で取った行動でした」と明かした。

 それでも、「事件のことを発信した際、(運営側の)社長には『不起訴になった、事件じゃないってことだ』と言われ、今は『会社を攻撃する加害者だ』とまで言われています」と、主張がまったく受け入れられなかったことも告白。「ただメンバーを守り、真面目に活動したかった。もうここには、私がアイドルをできる場所はなくなりました」と涙をこぼした。

 新生・NGTのスタートにおいて、運営から“邪魔者”扱いされたという山口。長谷川と菅原、そして残留する村雲颯香(21)は運営と戦い、悩み続ける山口を支えたメンバーだった。そして長谷川と菅原が卒業を決意したこのタイミングで、山口自身も卒業に踏み切った。

 1月10日の公演から101日ぶりの登場は、別れの儀式だった。「私には、人の命より大切なことはなにか分かりません。大切な仲間たちが安全にアイドルをできる毎日になってほしいと心から思っています」と、実らなかった思いを嘆いた山口。卒業を決めたことを「ファンの皆さまには、本当に申し訳ないと思っています」と謝罪し、「正しいことをしている人が報われない世の中、損をしてしまう世の中であってはいけないと思います」と、最後は笑みも浮かべながら訴えた。

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