荒川強啓“即ゲスト起用”の狙い 文化放送は「貴重な存在」と説明

 文化放送が16日、都内の同局で定例の社長会見を開いた。3月までライバル局のTBSラジオでレギュラー番組を持っていたフリーアナでラジオパーソナリティの荒川強啓(72)が15日放送の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(月~金曜、後1・00)にゲスト出演したことについて、経緯などの質問が出た。

 荒川は3月までTBSラジオ「荒川強啓デイ・キャッチ!」を24年間担当。聴取率が好調でありながら惜しまれながら番組が終了することが、ラジオ界では話題になっていた。また、今回は「デイ・キャッチ!」が終了してすぐに他局の有力番組にゲスト出演するという形になった。

 白石仁司編成局放送制作部長は「長年『デイ・キャッチ!』続いていまして、それが終了するという情報が入った時点で、非常にラジオ界に定着されている方、貴重な存在ということで(中略)番組がいったん終了するのであれば、すぐにお呼びしようということで、スタッフ一致ですぐにお声がけしようということでさせていただきました」と出演オファーを出した経緯を説明した。

 将来的に文化放送で荒川が番組を担当する可能性については、「具体的なことは何も進んでいません」とした。その上で、「ラジオに対して、マインドのある方ですし、昨日、放送でおっしゃっていたのは、自分としての意見を言うよりも、いろんな人の意見を聞いて切り盛りしていきたいとおっしゃっていたので。そういう機会があれば、文化放送でもありえるかもしれませんし、先方あってのことですので、具体的なことはございません」と、語った。

 長谷川実放送事業本部長兼編成局長も、荒川と同じく長年TBSラジオで長寿番組を担当していた大沢悠里の名も挙げつつ、「りっぱな番組をつくっていらっしゃる。リスペクトを持っております」と敬意を持っており、文化放送のパーソナリティにも薫陶を受けている人がいることを重ねて説明した。

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