DA PUMP今年は「桜」で勝負 振り付けのTOMOとダンス世界一KENZO語る
昨年、3年半ぶりのシングル「U.S.A.」で大フィーバーを巻き起こした7人組ダンス&ボーカルグループ・DA PUMPが、今年は新曲「桜」を勝負曲に選んだ。「いいねダンス」が話題を呼んだ前作に続き、今作の目玉はサビで指をしだれ桜のように振る“サクラフィンガー”。振り付けを担当したTOMO(38)とダンス世界一の肩書きを持つKENZO(34)がデイリースポーツの取材に応じた。
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TOMO(以下、T)「最初に『桜』を聞いたとき、レゲエトラックだったので、レゲエの最新ダンスと和の融合でいい化学反応が起こるんじゃないかと思いました。サクラフィンガーは、もともと伝説のダンサー・ヴォーグルがやっていたガンフィンガーというレゲエでは定番の動きで、それを見て『しだれ桜じゃない?』と思って起用しました」
KENZO(以下、K)「たたき台をTOMO君が作ってくれて、そこからみんなでいいものを作るっていうスタンスです。今回は結構時間がかかりました。『U.S.A.』の後だったので感謝を届けるってことで、みんなで共有できるものがほしいなって」
T「サクラフィンガー自体をどこに入れるか迷ってたときがあったんですけど、(リーダーの)ISSA君が『サビ頭に持ってきちゃおうよ』と言ってくれて、そうなりました。ハマりましたね。いいねダンスが子供たちに刺さったので、いろんなものをそぎ落として、よりキャッチーにしていくことで普段は踊らない人たちにも刺さると実感しました」
K「(TOMOを指して)カリスマ振付師って書いておいてください(笑)」
-6月には16年9カ月ぶりとなる日本武道館公演が待機。現体制では初めて武道館に立ちます。
T「みんなでこのダンスをやったら、すごい光景だと思う。フォーラム(昨年11月の国際フォーラム公演。5000人を集客)でみんなで“いいねダンス”をやったとき、すごかったので、その倍になると思ったらさらにすごいですよね。1万人のサクラフィンガーで満開になってほしいですね」