俳優の加藤諒（２９）が１１日、都内で、ＮＨＫＢＳプレミアムドラマ「恋と就活のダンパ」（２７日、後９・００）の試写会に女優の小芝風花（２１）と出席。恋にバイトに全戦全敗の過去を打ち明けた。

　学生たちの恋と就活をコミカルタッチに描いた青春ドラマで、加藤は奥手で人付き合いが苦手な大学生・菅猛を演じた。役柄との共通点が多かったそうで「自分も恋も苦手で今まで付き合ったことない。アルバイトの面接でも１０社全部落ちました」と“勝率０”の過去を自虐した。

　漫画喫茶、某サッカーチームの案内に某有名バンドのライブの設営。数々の面接に挑んできた加藤だが、「（担当者から）後日に連絡かかってこないことばっかり！」とやるせない表情。それでもポジティブに「だからこういう職業があってるのかも」と、俳優という天職と巡り会えたことに感謝していた。

　本作がドラマ初主演作。芸歴１９年でつかんだ主演の座には「平成のうちにドラマ主演やれて本当によかった」と大喜びしていた。