ヒトリエのボーカル・wowakaさんが死去 31歳 急性心不全で
ロックバンド・ヒトリエのボーカルとギターのwowakaさんが5日に急性心不全で亡くなったことが8日、分かった。31歳だった。公式HPで発表された。葬儀は遺族の意向により、近親者のみで執り行われた。
公式HPでは、「訃報」としてwowakaさんの永眠を報告し「こでまでwowaka、ヒトリエを応援して下さった方々に深く感謝申し上げます」との文面をアップ。
wowakaさんの急逝にともない、「現在発表しているヒトリエの全国ツアーは中止、イベントへの出演はキャンセルとさせて頂くことをご了承ください」と説明。払い戻しなどは後日、明らかにするという。
「突然の悲報に接し、メンバー・スタッフ一同、現実を受け止められない状況です」ともつづられ「バンドの今後の活動については現在未定ですが、イガラシ、シノダ、ゆーまおの各メンバーは、これからも音楽活動を続けて参ります」と、残されたメンバーの今後も記した。
メンバーはそれぞれのコメントも発表。
イガラシは「涙は止まりません。もう4人での演奏を見せられないこと、本当にごめんなさい。それでもおれはこの世で唯一のwowakaが選んだベーシストだから、wowakaが好きだと言ってくれたベースを鳴らすことを絶対に止めません」。
シノダは「リーダーごめん、ジャズマスもうちょい借りるね。いつんなるかわかんないけどちゃんと返すから、あっちで待っててくんねえかな」。
ゆーまおは「wowakaが曲を作って、俺たちが楽器を持って、曲が出来上がって、ライブで演奏して、音を鳴らしているあの時間は、本物だったな。あと、良い音が出るって最高だよな」「ありがとうね。俺こらからも頑張るわ」などの思いをHPで発表した。