タレントのキンタロー。が４日、インスタグラムを更新し、前立腺がんを公表した演出家の宮本亜門氏へ「こんなに沢山の人達を楽しませ、幸せにしている人なのに」と悔しさをにじませた。キンタロー。は３０日まで上演されていた亜門氏演出のミュージカル「プリシラ」に出演していた。

　キンタロー。は亜門氏との笑顔いっぱいの２ショット写真を投稿すると「いつも現場に来るとキラキラ輝いてワクワクするアドバイスを沢山くださり亜門さんと仕事が出来ている事が信じられないと思う時もあったり」と、舞台上演中の亜門氏の様子を明かし「プリシラでは私に光を与えて下さった恩人です」と感謝をつぶやいた。

　そんな恩人がまさかの病に。しかも自らが出演する舞台中にも病気はじわじわと進行していた可能性もあり「そんな亜門さんの病気が現在進行形だったと知り、ただただ本当にはやく良くなって欲しいです」と祈った。

　「こんなに沢山の人達を楽しませ幸せにしている人なのに。なんで？？どうしてなんだ？と思ってしまいます」と整理しきれない心境も打ち明けたが「心よりはやくよくなることを願っています」とした。

　キンタロー。は「プリシラ」でシンシア役を好演。千秋楽後は「プリシラロス」をつぶやき、髪の毛を役柄と被る紫色に染めるほど影響を受けていた。