新元号初日に六代目松喬七回忌追福のリスペクト兄弟会を開催

 落語家の笑福亭松喬(58)、笑福亭遊喬(54)、笑福亭生喬(50)が15日、大阪市内で会見し、2013年に死去した師匠・六代目松喬さんの七回忌の節目として「七回忌追福・六代目松喬 リスペクト兄弟会」(5月1日、大阪・心斎橋角座)を開催することを発表した。

 当日は1回目に遊喬、2回目に生喬とふたり会を開く七代目松喬は「命日(7月30日)にやってる繁昌亭の一門会とは別に兄弟会をやろうと。(所属の)松竹芸能が形あるものをやりたいといい、我々の希望とも合った」と話した。新元号初日は「たまたま」とし、師匠の教えを守って「(当日は)真剣にネタをやろうと思う」と明かした。

 生前の師匠は「落語家が好きな人」(松喬)、「非常にやさしい人」(遊喬)、「芸に対して動じない人」(生喬)と印象を語った3人。17年に名前を継ぎ、師匠が亡くなった年齢に近づいてきた松喬は「62歳で他界して、僕が58歳。(逝くのが)早かったなと。師匠は『噺(はなし)家は50代が1番いい。60歳を過ぎたら、いつでも扇子と手ぬぐいを置く』と言ってた。僕が『死んでも扇子と手ぬぐいは持っといてください』と言ったら、飲んだときに『あの一言はうれしかった』と言ってた。62歳(での死)は悔しかったろう」と思いやった。

 また、松喬さんの師匠・六代目笑福亭松鶴さんの「生誕百年祭」企画が受賞した大阪文化祭賞の表彰式のため、黒紋付きで出席した生喬は「(松喬さんの弟弟子の)鶴瓶さんも芸術選奨を受けたり、いつもは日の目を見ない笑福亭が今年は来てるかなと。そういう年に七回忌で兄弟会をやらせていただくのはうれしい」と笑顔を見せた。

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