せんだ「紳士で優しい人」アッコ「同志」芸能界からさよならデストロイヤーさん
覆面のプロレスラー「ザ・デストロイヤー」として日米で活躍したリチャード・ベイヤーさんが7日、米ニューヨーク州北部バファロー郊外の自宅で、88歳で死去した。息子のカートさんがフェイスブックで明らかにした。死因は明かされていない。力道山、ジャイアント馬場、アントニオ猪木らと死闘を繰り広げ、後年はタレントとしてお茶の間を沸かせた人気者。日本国民に愛され、日本を愛した、まさに不世出の覆面レスラーだった。
ザ・デストロイヤーさんは、外国人タレントのはしりとしても人気を博した。1973年開始の日本テレビ系バラエティー番組「金曜10時!うわさのチャンネル!!」ではヘルメット姿で、歌手の和田アキ子(68)、タレントのせんだみつお(71)、当時同局アナウンサーだった徳光和夫(77)を相手に、コミカルにふるまった。
せんだはこの日、デイリースポーツの取材に「私を全国区にしてくれた恩人。最初は、覆面をかぶって怖いし、力道山をいじめた悪役として敵視していたけど、紳士で優しい人だった。でも、4の字固めは、弁慶の泣き所が割れるような痛さがありましたね」としのび「私がそちらの世界に行ったときに、4の字固めだけはかけないでください」と天国によびかけた。
また和田は「一緒にがんばった同志みたいな存在です。キュートなキャラクターでお茶の間の人気者になり、一時代を築いたことは本当にすごい」と語った。
同番組や日本プロレス、全日本プロレスの中継を放送した日本テレビは「力道山やジャイアント馬場などと死闘を繰り広げるとともに、プロレスの枠にとどまらず、テレビ番組などで活躍し、日本国民に愛された『白覆面の魔王』の勇姿を、私たちは忘れません」とコメントを発表した。
