元フジテレビで現在はフリーアナウンサーの近藤サト（５０）が２２日、ＮＨＫ総合「かんさい熱視線」に出演し、白髪を隠さない「グレイヘア」となったことのきっかけを語った。

　近藤アナは２年前からグレイヘアに変えたという。大きな変化があったか聞かれ、「外見が変わったことで驚かれたんですが、それによって周りの環境が変わって色んな方と触れ合い、知り合い、仕事も変わってきたんです。いいことずくめでしたよ」とほほ笑んだ。

　番組では近藤アナと同様にグレイヘアを選択した女性の声を取り上げた。その中に、染料を使うとアレルギー反応を起こしてしまうという女性がいた。近藤アナは「加齢とともに４０代後半からアレルギー症状が出たので共感します」と自身と重ねた。「染めたいけど、染めるとトラブルになることを経験しましたのでとても気持ちが分かります」と髪を染めるとアレルギー反応を起こすことがグレイヘアとなった理由のひとつであると述べた。

　近藤アナはまた、さまざまな雑誌があふれることを振り返り、「私たちの後ろを消費が追いかけてくるというか。女性らしい洋服、色というのがあって私たちはそうしなければいけないと思い込んでいた節があって。そういう規範にあらがってもいいんじゃないかと思った」とも述べた。