タレントの松嶋尚美が２０日、フジテレビ系「バイキング」で、かつて同じ事務所に所属していた堀ちえみの舌がん公表に「かわいそう過ぎる…」と大粒の涙をこぼした。

　番組では、１９日にブログでステージ４の舌がんであることを公表した堀の話題を議論。以前に堀と同じ事務所に所属していた松嶋は「同じ事務所だったときに何回かお会いしたことがあるが、本当に飾り気がなくて、いつも笑ってて。あんだけの人なのに、持ってる化粧ポーチがちっちゃいの１つだけ。嘘でしょーって。太陽みたいな先輩だった」と印象を語った。

　堀が発表したブログには、子どもたちのために辛い闘病を決意したとしており、すでに成人し、東京に住む長男も最初こそショックで顔面蒼白だったというが、父親へ「教えてくれてありがとう」と伝えたことも記されている。この子ども達とのやり取りで、松嶋はもう涙をこらえきれなかった。

　「ブログ、途中から実は読めなくて…」と言うとみるみる涙。「娘さんもかわいそうやし…」「長男の男の子、小学校の時にお会いしたことがあって、もうそんな立派なことを言える年になって…」というと「これはかわいそう過ぎる。いろんな病気して」と絶句。これまでも数多くの病気を患ってきた堀と、支えた家族を思い涙が止まらなかった。

　それでも闘病を決意したことに「決断してくれてよかった」「（末娘は）まだ高校生やし、まだこれからの子やから、お母さん頑張ってるのを…」と最後まで涙を浮かべていた。