西島秀俊ハリウッド声優デビュー 「ダンボ」で私生活と同じ2児の父役

 俳優の西島秀俊(47)が米映画「ダンボ」(3月29日公開)の日本語版吹き替え版で“ハリウッド声優デビュー”していることが18日、分かった。ディズニーが手がける名作アニメの実写版で、サーカス団の元看板スターで象のダンボを世話するホルトを演じる。

 これまで日本のアニメ映画「風立ちぬ」(13年)と「ペンギン・ハイウェイ」(18年)で声優を務めた西島だが、洋画作品に声を当てるのは初。「声のトーンをつなげていく作業は大変だったけど、とても面白かった!」と、してやったりの表情を見せた。

 映画は、大きな耳を持つダンボが、2児の父であるホルトとともに、引き離された母象の救出に挑むアドベンチャー。ダンボを手助けするキーマン役だけに、声優探しも難航していたが、これまでの声優経験と、役柄と同じく2児の父である西島を抜てきした。

 メガホンを取ったのは「チャーリーとチョコレート工場」「アリス・イン・ワンダーランド」などの鬼才ティム・バートン監督。「見ている人に勇気や希望を与えてくれる」と尊敬する監督の作品に命を吹き込み、「非常にうれしかった」と喜びを報告した。

 勇気を出して母を救うダンボの姿に影響され、最近は料理に挑戦。現在、出演中のTBS系ドラマ「メゾン・ド・ポリス」などでエプロンをかける役が多いことから苦手な料理を始めたそうで、「だんだん楽しくなってきたところです」とおちゃめに答えていた。

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