「万引き家族」「未来のミライ」米アカデミー候補に 2月25日発表

 「第91回米アカデミー賞」のノミネートが22日、発表され、是枝裕和監督(56)の「万引き家族」が外国語映画賞に、細田守監督(51)の「未来のミライ」が長編アニメーション賞に、それぞれノミネートされた。

 「万引き家族」は、昨年5月の「第71回カンヌ国際映画祭」で最高賞のパルムドールに輝き、「第42回日本アカデミー賞」で最多13賞を獲得するなど国内外の映画祭に足跡を残した。今回オスカーを獲得すれば、パルムドールとの“2冠”を達成することになる。

 「未来のミライ」は、受賞すれば第75回の「千と千尋の神隠し」以来16年ぶりで、ジブリ作品以外では初。細田監督は「ただただ驚いています。小さな子どもの日常と成長を淡々と描いたこの可愛らしい作品が、ヒーローを描いた他の作品に混じって選ばれたということに、大きな意味と意義を感じています」とコメントした。発表・授賞式は日本時間の2月25日にロサンゼルスで行われる。

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