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市原悦子さん通夜 樹木葬で夫・塩見哲さんのもとへ

 12日に心不全のため亡くなった女優・市原悦子さん(享年82)さんの通夜が17日、東京・青山葬儀所でしめやかに営まれ、俳優の阿部寛(54)や布川敏和(53)ら約600人が参列した。市原さんの遺言により、祭壇は大好きだった観葉植物に囲まれ、森の中で眠るようにひつぎが配置された。18日に同所で葬儀・告別式が行われ、その後は2014年に亡くなり、樹木葬で送られた夫で演出家の塩見哲さんとともに樹の下に眠るという。宗派、戒名はない。

 市原さんは“森の中”で眠っていた。モンステラなど十数種類の観葉植物に包まれた緑尽くしの祭壇。市原さんが、台本を読むための眼鏡やお気に入りの洋服などとともに納められた棺も、外からは見えないが淡い緑色をしている。市原さんの遺言だった。

 葬儀委員長で所属事務所社長の熊野勝弘氏は「グリーン系の植物が大好きで、おうちの中にも植物がいっぱい。祭壇は森の中で眠っているイメージです」と説明。生前の市原さんが「緑に包まれた葬儀にしてほしい」「病気が長いから、あまり顔が見えないようにして」と要望していたという。

 14年に先立った夫の塩見哲さんも同じような葬儀で送られており、自然への思いは夫婦のこだわりだった。火葬後は、関東近郊の山奥の寺に樹木葬された塩見さんの隣に眠る。市原さんの最期をみとった親族によると「骨つぼで暗いところに入れられるのは嫌。空をふわふわと浮かんでいるように死にたい」と話していたという。

 20年来の親交があり、通夜で追悼のピアノ演奏をしたゴダイゴのミッキー吉野(67)は、妻で画家のミニー吉野さんと取材に応じ、市原さん夫婦と4人で樹木葬の場所を探す、通称・外山ツアーを行っていたと明かした。

 約4年前に塩見さんの眠る場所を探して山々を巡った。ミニーさんによると、市原さんは「普通のお墓、コンクリートに入れるのはかわいそう。緑と海に自分の骨が流れていって、自然に返してあげたい」と話していた。市原さん自身も同じ場所で眠ることを希望していたといい、ミッキーは「再会できるのかなと思いながら(ピアノ演奏を)やってました」と天国のおしどり夫婦に思いを馳せた。

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