タッキー社長、Jr.強化乗り出す 初仕事は3ユニット単独コンサート手がける!

 SixTONESの(左から)田中樹、高地優吾、ジェシー、京本大我、松村北斗、森本慎太郎
Travis Japanの(上段左から)松田元太、吉澤閑也、川島如恵留、松倉海斗 (下段左から)中村海人、宮近海斗、七五三掛龍也
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 昨年限りで現役引退し、プロデュース業に転身した滝沢秀明氏(36)が、新たに15日付けで設立された株式会社「ジャニーズアイランド」の代表取締役社長に就任したことが16日、分かった。同社の関連会社をタレントだった人物が務めるのは初。ジャニーズJr.に特化した育成、人材発掘などを行うプロデュース会社で、そのトップとして手腕を発揮する。デイリースポーツなどの取材に応じた滝沢氏は、その“初仕事”として、3月にジャニーズJr.のユニット「SixTONES」、「Snow Man」、「Travis Japan」の単独コンサートを手がけることを明かした。

 ジャニーズ史上初めて、タレント出身で関連会社社長になった。紺色のスーツに身を包んだ滝沢氏は「代表取締役社長」と書かれた名刺を配り、自らの手で若い力をスターダムに乗せる意気込みを口にした。

 「いろんな仕掛けをしていく中で、僕が今まで見てきた、いい景色を彼らにも見せてあげたい。今年、できることはすべてやりたい」

 かつてジャニーズJr.のリーダーとしてカリスマ的存在だった自身の、唯一無二の経験を引き出しに、プロデュースや育成に渡りJr.の強化を一手に担う。

 「滝沢歌舞伎ZERO」(2月3日~、京都南座ほか)はもちろんのこと、コンサートの初プロデュースは、Jr.3ユニットの単独ライブ。「ジャニーズJr.といえども、デビュー組に負けないくらい、こんなにいいグループがいるというのを見せていきたい。グループの良さを詰め込んだライブにしたい」と滝沢氏。3月21日の「SixTONES」の横浜アリーナ公演を皮切りに、手腕を見せる。

 描いているのはJr.のブランド化だ。そのひとつとして、ジャニーズ・ショップのJr.版をオープンさせるプランが進行中で「ファンにJr.たちを身近に感じられる場所を提供してあげたい」。さらに、YouTubeとは別に、インターネットを使って、日本やアジアはもちろん、アメリカ圏も視野にJr.出演のテレビ番組を配信していくことも構想している。

 自らが率いる新会社のロゴマークは、ジャニーズ事務所と同じ「J」をベースに、一粒の星が施されている。「これからの子たちなので」とこだわりを明かした滝沢氏。タッキー社長は、めまぐるしく2019年を駆けるつもりだ。

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