元横綱で現在はタレントとして活動している花田虎上が１８日深夜、ＭＢＳ「ごぶごぶ」（火曜深夜１１・５８）に出演。ロケ移動中の車内で、浜田雅功に「（横綱は）やったらアカンって言われてることなんて、別にそんなないでしょ？」と質問されるも、花田は、父親が親方だったため、私生活の全てに注意を受ける毎日だったと語った。

　いつものＭＢＳ前のオープニングで、花田の後ろ姿を見て、「まあまあ、ガタイのいい人ですけどね」と、今回の相方が「分からん。こんな体型のヤツ、おったかな？」と、予想のつかないゲストに困惑していたが、花田だと分かると「虎上か」と笑顔に。花田は「もしかして貴乃花かと間違えました？」と放送ギリギリ？のジョークを飛ばし、浜田から軽くたしなめられていた。

　花田は、横綱を引退してから、とにかく“品”にこだわっているので、大阪で“品”のある一流のモノや場所を巡りたいと要望し、ロケがスタート。移動中の車内で、浜田に「やったらアカンって言われてることなんて、別にそんなないでしょ？横綱なんですから」と質問されると、花田は「歩き方まで注意されます」と横綱時代を振り返った。父親が親方のため、他の横綱とは違い、常に「どこにいる？」「何してる？」「終わったらすぐに病院へ行け」と徹底的に管理。さらに病院で検査した結果を受け、「酒を飲むな」など、私生活の全てに注意を受ける毎日だったと語った。

　花田は元大相撲力士で第６６代横綱で三代目若乃花で、叔父が第４５代横綱の初代若乃花で父が大関の初代貴ノ花という角界のサラブレッドだったが、引退後は実業家とタレントとして活動している。本名は花田勝で、２０１１年に風水師のアドバイスにより、芸名を「花田虎上」に改名している。