東京五輪 聖火が「瞬間移動」!? 離島リレーで都が検討
東京都は17日、全国を巡る2020年東京五輪の聖火リレーのうち、都内のルートを選ぶ実行委員会を開いた。多くの離島を抱えることから、ある場所で聖火を消すと同時に別の場所で点火して「瞬間移動」させることを検討しているという。
開会式がある7月24日までの15日間で都内の全62市区町村を回るルートの素案。原則、隣の自治体にリレーし、できる限り一筆書きのルートにする。離島については、空路や海路による聖火輸送を想定。しかし、小笠原諸島などは空港がないことが課題となっている。
都の幹部は「瞬間移動」について、「組織委に聞いたところ、過去の大会で行われた例がある」と“前例”があるとしている。
また開閉式以外の競技実施期間中、第2の聖火台がお台場エリアと有明エリアに架かる遊歩道の橋「夢の大橋」の有明側に設置される方針が17日、決まった。