BTSの原爆Tシャツ&ナチス帽着用 配慮不足を学識者が指摘

 メンバーが原爆Tシャツやナチス帽を着用していた問題で所属事務所が謝罪したK-POPグループ、防弾少年団(BTS)について17日、読売テレビ「あさパラ!」で、学識者がBTS側の配慮不足を批判した。

 中野雅至・神戸学院大教授は「スポーツや文化に政治を持ち込むとダメですね。韓国に関して言うと、彼らは文化を輸出しているわけでしょう。政府だって言わないとダメだと思いますよ。周りは言わんとアカンし、韓国は映画とかどんどん輸出してますから、そういう意味で言ったら、韓国の落ち度はあると思いますよ。もうちょっと考えた方がいいと思う。周りは言った方がいいと思うんですけどね。本人はその気はないっつってもね」と、国外に展開する場合、よりいっそうの配慮が必要になることを指摘した。

 また、野村修也・中央大法科大学院教授は「今は例えばですね、企業っていうのも、どこから物を仕入れてるかというようなことについても、ずーっとリサーチして、どこかにこういう問題を抱えていたら、そことはもう取引しないっていう状況まで来てるんですよね。そのぐらい企業も、人権であるとか、そういったものに配慮するようになってきているわけんですよ。そういう点では中野先生がおっしゃったように、配慮がちょっと足りなかったんじゃないかという気がしますよ」と、ビジネスのマナーを説明していた。

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