小柳ルミ子「プレバト」で突然号泣 俳句で4位
歌手・小柳ルミ子が15日、MBS・TBS系で放送された「プレバト」(木曜、後8・00)に出演。俳句コーナーで突然号泣し、出演者らを驚かせた。
今回の俳句のお題は「朝食の風景の写真で一句」。小柳は「忍ぶれど 見上ぐる頬に 紅葉雨」という句を詠み、4位で『凡人』となった。
自身の句について「人に悟られないように秘めていても涙があふれてくるっていう句。先日亡くなった愛犬ルルを思って書いたんです。だから…」と話し始めると、涙。「4位」の順位をつけた夏井いつき先生も何が起こったか分からず、驚いた表情となった。
小柳は「ルルのことを語らずして詠めなかったんで…」と話すと、顔をくしゃくしゃにして号泣。『名人』の東国原英夫が「この俳句でルルが死んだ、って分からない」とフォローすると、小柳は泣きながらうなずいた。
夏井先生は小柳の句を「忍ぶれど ルル逝きし日の 紅葉雨」と添削。それを見た小柳は「ううっ…」と再び号泣し、「すごくいいです…」と涙。「毎朝こういう思いになってるんで、ルルも喜んでると思います」と、思いが詰まった句に感謝していた。
愛犬ルルは5月末に「扁平上皮(へんぺいじょうひ)がん」で余命3カ月と宣告され、8月28日に他界した。四十九日を迎えた10月15日のブログで、小柳は「こんなにも涙って出るのか。哀しみってこんなにも続くのか」といまだ癒されぬ哀しみをつづっている。