16年ぶり紅白復活のDA PUMP  特例登壇いいね!

 大みそかに放送される「第69回 NHK紅白歌合戦」(総合、後7・15)の出場歌手43組と企画コーナー出演歌手2組が14日、都内で行われた会見で発表された。本来なら初出場組のみが集うが、「U.S.A.」の大ヒットで16年ぶりに返り咲いたDA PUMPが“特例”で出席。X JAPANとして8回出場し、今年は「YOSHIKI feat.HYDE」で出場するYOSHIKI(年齢非公表)も姿を見せた。初出場は、King&Prince、純烈ら6組で、制作側はサプライズ枠でビッグネームとの交渉を続ける意向を示した。

 平成最後の紅白だが、出場43組は平成最少。初出場も昨年から4減の6組のみとなったが、復帰組が光った。中でも注目を集めたのが、メンバーを刷新し不遇の時代を乗り越えたDA PUMPだ。

 グループ7人の中で唯一の紅白経験者のボーカル・ISSA(39)は、2度目の紅白会見となり「この場所に2回目の登壇ということで、なかなかない。6人が新人としてこの舞台に立てることを、うれしく思います」と喜びをかみ締めた。慣例では初出場のみがそろう会見。所属ユニット変更で2度出席したHey!Say!JUMPの山田涼介(25)と知念侑李(24)を除くと、制作側も「思いつかない」と説明する異例のケースだ。

 この日の朝、ISSAが吉報を受けたといい、「6人には僕が伝えました。みんなキョトンとしてましたね。『何言ってんだ、兄さん』って感じで」と笑顔。「あとは精いっぱいパフォーマンスするだけ」と最高の“いいねダンス”をお茶の間に届ける。

 中盤からは、昨年までX JAPANで出場していたYOSHIKIも参加。L’Arc-en-CielのHYDE(年齢非公表)との新ユニットで初出場するためで、「今年も出させていただけて光栄。初出場の立場になったので緊張してます」と気持ちを新たにした。一昨年はゴジラ討伐で話題を集めたが、「また度肝を抜くことがあるかもしれないです」と仰天演出を予告。平成ラスト紅白で“ベテラン勢”が存在感を放つ。

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