岩田剛典、主演映画で車いす生活の同級生が感動「ものすごくうれしかった」

スペシャルトークイベントであいさつする岩田剛典=東京・ユナイテッド・シネマ豊洲
イベントでトークをする岩田剛典(左)と杉咲花=東京・ユナイテッド・シネマ豊洲
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 三代目J Soul Brothersの岩田剛典が24日、都内で行われた主演映画「パーフェクトワールド 君といる奇跡」(公開中、配給・松竹、LDH PICTURES)の大ヒット記念舞台挨拶にダブル主演の杉咲花らと出席した。スペシャルトークイベントとして、サブタイトルにある「奇跡」にちなみ、慶大時代の同級生から届いた映画の感想について明かした。

 自身は事故で車いす生活を余儀なくされた建築士・鮎川樹を演じた。「ほぼ全編、車いすに乗って撮影していましたので。一番気をつけた点は車いすの方ならではの所作」と振り返り、「嘘をついてはいけない部分」としてスタッフらと入念に確認しながら撮影に臨んだという。「俳優としてというよりは人として学ぶべきところがたくさんあった作品だったという感想ですね」としみじみと語った。

 そして、映画を見たという慶大時代の同級生から数年ぶりに連絡が届いたと明かした。その同級生は大学時代にラグビー部でスクラムの練習中に脊髄を損傷し、映画で自分が演じたように、車いす生活をしているという。社会が抱えるバリアフリー問題なども「パーフェクトワールド-」が描いているため、「いろんな方に知っていただく機会というのを、自分の同級生(注・岩田のこと)が作ってくれたのがすごく嬉しい」という感想だった。

 その同級生は来年、富士山に登る計画があり、器具や費用などの準備を進めているという。「そんなタイミングで、自分もこうやって同級生と、大人になって作品を通じてつながれたっていうのは、ある意味、奇跡だと思いましたし、そんな身近な存在なんですけど久しぶりに連絡をもらって、自分が携わった仕事で少しでも力になれたというのが実感できたという意味では、ものすごく僕はうれしかったんですよね。すごく」としみじみと語り、観衆から温かい拍手を浴びていた。

 岩田とラブストーリーを展開する杉咲も「大事な人を思い浮かべてもらったり、感じてもらえたらうれしいなと思います」と作品をアピールしていた。

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