タレントのビートたけし（７１）が２０日、レギュラーを務めるＴＢＳ「新・情報７ｄａｙｓ」に出演。歌手の沢田研二（７０）が、１７日にさいたまスーパーアリーナで開催予定だった公演を開演の約１時間前に中止したことに触れた。

　沢田は１８日、取材に応じ、当初、運営側から観客数が９０００人と聞いていたが、実際には７０００人であることを知り、「僕にも意地がある」と客席がスカスカの状況でコンサートを行うことはできない、と自身で直前に中止を決めたことを明かしていた。

　このドタキャンについて、たけしは「まあね、我々みたいにジジイになったんだから、ワガママになるんだよ。年取って有名になって売れてくると、だんだん図々しくなるんだよ、我々。私もそうですけど」と自戒の念も込めてコメント。

　自身は若手時代に観客が「１人」の時に漫才をやったことがあり、途中でその観客がトイレに行ってしまったことを苦笑いで振り返っていた。

　それでも全６６公演のツアーに「よくこれだけできるね。俺だったらとっくにやめてるよ、疲れちゃって」と７０歳にしてこれだけの規模のツアーを敢行するジュリーに感服していた。