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音楽朗読劇に挑戦の紫吹淳「心の傷は人それぞれ違う」

本番を前に舞台稽古をする紫吹淳(中央)=神戸新聞松方ホール(撮影・斎藤雅志)
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 阪神・淡路大震災から5年後の神戸を舞台にした音楽朗読劇「ヘブンズ・レコード~青空篇~」の神戸公演(18~21日)の稽古が17日、神戸・松方ホールで行われ、稽古の合間に出演者の元宝塚歌劇団トップスターで女優の紫吹淳、俳優・渡辺裕之らが会見した。

 心に傷を抱えながら、懸命に前を向いて生きようとする人々を描いた3話からなるオムニバス劇。地元ラジオ局のアナウンサー役の紫吹は、タカラジェンヌ時代に被災。宝塚大劇場に出演中だったが、劇場も被害を受けたため公演中止になった。「人間はどうしても普通に戻ると忘れてしまうけど、当たり前に生活できる幸せを感じたい。心の傷は人それぞれ違うからこそ、元気な人が何かできれば」と、普段テレビで見せるセレブキャラとは裏腹に、真剣な様子を見せた。

 心に傷を持つ人を“救う”レコードを選び出す、移動式中古レコード店「ヘブンズ・レコード」の店長役の渡辺は「感情が揺さぶられる舞台。自分がこんなに涙もろい人間だとは思わなかった」と照れ笑い。東北大震災では茨城の実家が半壊し、被災地に医薬品などを届けた。「長い間ボーイスカウトをやっていたので『備えよ常に』(ボーイスカウトの標語)です」と現在もザイルなどを、常時車に積み込んでいることを明かした。

 また今回、元AKB48の田野優花は、4歳の少女役で出演。「難しいです。でも無理に子どもを演じようとはせず、素直に魂を込めている」と迫真の声の演技を披露した。レコード店店員役の荒牧慶彦、普段は2・5次元ミュージカルで活躍。「座っているだけで情景が浮かぶ。いつも以上に熱量をもって挑んでいます」と熱く語った。

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