宝塚花組トップ娘役・仙名彩世退団発表 異例の遅咲き実力派
宝塚歌劇団花組トップ娘役・仙名彩世(せんな・あやせ)が2019年4月28日で退団することが15日、同劇団から発表された。16日に兵庫・宝塚市内の同劇団で会見する。
仙名は08年に首席入団。歌・芝居・ダンスと三拍子そろった娘役として活躍した。だが新人公演でのヒロイン経験はなく、2017年2月、明日海(あすみ)りおの相手として、花組トップ娘役に就任。初舞台から9年目の就任は娘役としては異例の遅咲き。新人公演ヒロイン経験ないままにトップ娘役に就任したのは、元雪組トップ娘役・神奈美帆(かんな・みほ)以来、32年ぶりとなった。
退団公演は「CASANOVA」(宝塚大劇場2019年2月8日~3月11日、東京宝塚劇場同3月29日~4月28日)。