女優の石原さとみ（３１）が２５日、都内で行われた、明治「ザ・チョコレート」の新ＣＭ発表会に出席した。

　新商品は「大人舌」がテーマ。自ら選んだチョコレート色のドレスで登場した石原は「ドレッシーに『大人舌』みたいな感じで」とアピール。司会者から、大胆に開いた背中について触れられると紹介されると「恥ずかしいです…」と顔を赤らめた。

　テレビＣＭでは、現在の「大人」な自身と、過去の「少女」な自身の２役を好演。ペロッと舌を出す特徴的な演技で魅了している。Ｗｅｂムービーでは、ＣＭを解説するナビゲーター役も務めており、実質的には１人３役をこなした。

　石原は「朝イチから元気な方のキャラクターを演じたので、声のトーンを探りながらやりました。１人２役のＣＭは経験がないので、新鮮でしたね」と笑顔。撮影時期は、７月から９月１１日まで放送された日本テレビ系主演ドラマ「高嶺の花」の収録と重なっていたといい「ドラマの撮影中だったので、１人３役というのは、感情的に複雑になりました」と振り返った。

　ドラマの現場には、チョコレートが欠かせないという石原。「追い詰められてる役柄だと、食を削っていった方が追い込まれるんですけど、削りすぎて頭が回らないと滑舌も悪くなるので、チョコレートにすごい助けられた」とエピソードを明かした。

　新ＣＭのテーマである「大人舌」への実感については「いっぱいあります」とニッコリ。「お子様ランチみたいな一つで成立している料理より、小鉢料理が好きになったり、食材としては、ギンナンとかからすみとか…。お酒でも、ウイスキーとかラムとか飲んでるときにチョコレートと合わせて口の中で完成されるって分かったときに、大人になったなと。今、食が楽しいですね。特に、３０歳超えてから」と冗舌に語った。