劇団四季の俳優・田中廣臣さんが20日、肝細胞がんで亡くなったことが21日、分かった。劇団四季が発表した。51歳だった。通夜は21日、告別式は22日に宮崎県で行われる予定。
田中さんは中大卒業後、テーマパーク等でダンサーとして活動し、その後09年9月に劇団四季のオーディションに合格し01年に入団。同年「はだかの王様」で初舞台を踏む。
その後も「ライオンキング」のザズ役、「アイーダ」のゾーザー役、「クレイジーフォーユー」のユージーン・フォーダー役などで活躍。昨年12月に行われた東京・四季劇場「夏」の「ライオンキング」出演が最後の舞台となった。