読売テレビは１９日、大阪市の同局で改編発表会見を行い、昨夏から同局「大阪ほんわかテレビ」（金曜、後７・００）の欠席を続ける落語家の笑福亭仁鶴（８１）の復帰は未定とした。

　仁鶴は昨年８月から体調不良でレギュラー番組や劇場の出番などを休演。同番組には１９９３年の放送開始当初から出演しているが、今年６月に行われた２５周年の記念番組の収録も欠席していた。今月に入り、仁鶴は六代目笑福亭松鶴さんの生誕１００年を記念した公演に参加。取材に対しても、テレビ番組などへの復帰について「頑張りたい」と前向きに話していた。

　同局は、仁鶴の所属事務所ともやり取りを続けているとした上で、「まだ、万全でない」旨の連絡を受けていると説明。従来通り、復帰を待つという同局の立場を説明した。