CGキムタク、ゲーム初主演 PS4で大暴れだ 完成度に驚き「自分が動いてる」
俳優の木村拓哉(45)が「Play Station(R)4」用ソフト「JUDGE EYES:死神の遺言」(12月13日発売)でゲーム初主演を務めることが10日、分かった。都内で発表会見が行われた。初のゲームキャラクターに挑んだ木村は、弁護士からドロップアウトして探偵をする八神隆之を演じた。
完成披露会で木村は、サプライズ出演に「言いたくても言えなかったことを、ようやく言えることが非常にうれしい」と笑顔。人気ソフト「龍が如く」を手がけてきたセガゲームス取締役CPOで、今作の総合監督・名越稔洋氏(53)は「(作品の)アイコンが欲しい中で、たまたま木村さんにお会いする機会があった。シナリオをダメ元で送りつけたら、『やりましょうよ』というお返事があった」と経緯を説明した。
木村は、未完成版をチェックした際を「『自分が動いてる』って。興奮してるけど、照れるというか」と振り返り、ゲーム製作の現場については「思っていたよりも皆さん寝てない」と明かした。自身の代わりにアクションシーンを演じるスタッフには焼肉弁当を差し入れたという。
義理と人情に厚い八神役について「ゲームのキャラクターに自分を寄せるってことを初めてしてみたけど、ドキドキしております。監督からは『ここまで寄せていただいてありがとうございます』と言っていただいた」と笑わせ、「皆さん次第でストーリーはいかようにも変わる。思いきり楽しんで」と呼びかけた。
ほかに中尾彬(76)、谷原章介(46)、滝藤賢一(41)、ピエール瀧(51)らが出演。楽曲は4人組バンド〔ALEXANDROS〕が担当した。