大の阪神ファンで高校野球マニアでもあるお笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建（４５）が１日、甲子園球場で開催される「阪神－ＤｅＮＡ」の試合前にファーストピッチセレモニーを行った。

　憧れの聖地に親交のある金本監督と同じ背番号「６」が刺しゅうされたタテジマユニホーム姿で登場。力のあるストライク投球を披露し、スタンドからは大きな拍手と歓声が沸き起こった。

　初となる甲子園での大役。「砂とか持ち帰ろうと思っていたんですけど、全然そんな余裕はなかったです。あそこに立てることはないと思っていたので、ぼう然としています」と振り返った。

　２位以下が混戦のセ・リーグ。本拠地での戦いに苦戦する阪神に「今日からじゃないですか。雨で中止になった次から上向くタイガースですから。クライマックスシリーズに向けて勢いのつく試合になればいい」と期待を寄せた。