立川志らく 塚原副会長を批判「全国放送でパワハラ」

 落語家の立川志らく(55)が30日、TBS系の生番組「ひるおび」で、日本体操協会の塚原光男副会長(70)を「全国放送でもってパワハラをやってる」と批判した。

 協会はリオ五輪代表の宮川紗江選手(18)への暴力があったとして速見佑斗コーチ(34)に無期限登録抹消の処分を科したが、宮川選手は29日の会見で速見氏のパワハラを否定して指導の継続を熱望し、塚原氏や妻の塚原千恵子女子強化本部長(71)からのパワハラを告発した。塚原氏はこの日朝、テレビ各局に自宅で直撃され、「なぜ彼女があんなウソを言うのか」「ウソが多い」「全部(ウソ)」と宮川選手の訴えを全否定する映像が流された。

 志らくは「宮川選手が速見コーチとやりたいと言ってるんだから、やらせてやりゃあいいじゃないかと。どうやったらまたコーチを復活させて、一緒にできるかってそれを考えてあげればいいのに。それが選手ファーストなのに、意味が分からないですね」と、協会の姿勢を疑問視。

 塚原氏が宮川選手の主張を全否定したことを「仮にウソがあろうが誤解があろうが、彼女がなぜ勇気を出してああいうことを言ったのか、それを真摯(しんし)に受け止めて、どうしたら選手として活躍できるかを考えてあげるのが上のやることなのに、全部ウソですって全否定したでしょ。ということは、塚原さんは全国放送でもってパワハラをやってるんですよ。彼女が勇気をもって言ったのにそれは全部ウソだって全否定した。それはもうパワハラじゃないですか。これはひどいですね。勇気をもってやったのに、ムチャクチャですよ」と、厳しく批判した。

 また、宮川選手の会見後に会見を開きながら、宮川選手の会見を見ていないとした山本宣史専務理事(54)についても「ひどいですよ。選手を一人ダメにしようとしている。これをパワハラじゃないとして何をパワハラと言うんだ」、司会の八代英輝弁護士(54)も「あのにべもない対応はないんじゃないかと思います」と、その姿勢を批判した。

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