河瀬直美監督 映画界のギャラ事情、ヒットしても…「カメラを止めるな!」も例に

「うめきたフィルム学校」に特別ゲストで参加した河瀬直美監督=大阪・ナレッジシアター
「うめきたフィルム学校」に特別ゲストで参加した河瀬直美監督=大阪・ナレッジシアター
「うめきたフィルム学校」に特別ゲストで参加した河瀬直美監督=大阪・ナレッジシアター
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 映画監督の河瀬直美氏(49)が21日、大阪市内で中学生を対象にした「うめきたフィルム学校」に特別ゲストで参加。中学生から「映画1本でどれくらいの利益?」と問われると、「ピンキリ」「いくら映画がヒットしても…」と映画界のギャラ事情を全力回答した。

 中学生の直球質問に「お金?現実的だね」と笑った河瀬監督は「仮に1億入ったら、劇場が5000万を持っていきます」とリアルな解説を開始。残りの配分に関しても、映画がヒットしても、監督や制作スタッフは「契約次第」であることが多く、なかなかストレートに還元されにくいのが現状だといい、「私は、ヒットすればそれだけ現場にパーセンテージで戻ってくるようにしたほうがいいと思います。世界では、もっと監督や現場に戻ってくるところもあります」と説明した。

 現在、制作費300万円の映画「カメラを止めるな!」が快進撃を続けていることを例に挙げ「監督とか作った人たちに還元されているか、そこは契約なんです」と解説した。

 また自身は18歳の時に初めて専門学校で8ミリフィルムで映像撮影し「過去を永久に保存できる魅力」に衝撃を受け、映画制作の道を進んだが「27歳でカンヌで新人監督賞をいただくまで、貧乏暮らしが続きました。自動販売機でジュースも買わずに」と明かした。

 中学生から「貧乏は大変」と問われると「お金がなくても楽しかったし、辛いとは思わなかったです。1人でなら何とか生きていけると思っていました」と振り返っていた。

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