タレント・松岡修造（５０）が１９日、都内で行われた映画「ボルグ／マッケンロー　氷の男と炎の男」（３１日公開）のトークイベントに参加した。８０年のウィンブルドン決勝を題材にしたテニス関連作品というだけあって、気合の入りまくった松岡は午後１時３０分開演にもかかわらず、午後１時過ぎから場内に私服で登場。座席に着いた観客を、「何で来たの？」「テニスやってる？」などと質問攻めにした。約１０分間、フランクに話し続けた後、『着替え』のため退場した。

　それでも、控室からマイクで「『映画を見て一言』と言われて、『このテニスを見て、僕のテニスが始まった。一緒にウィンブルドンのセンターコートで戦ってる気になった。映画を見る人も一緒に戦え』とメッセージを送った。そうしたら、ウチの息子からバカかと。どうやって一緒に戦うんだと言われた」「早く始めさせてくれないか」などとアピール。司会から呼び込まれる前の午後１時２９分に、ユニホーム姿でラケットを手に現れてイベントがスタートした。

　来場した慶応高のテニス部員には「何で甲子園に行ってないんだよ！」と声を掛けるなど、修造節はノンストップ。ビヨン・ボルグ氏とジョン・マッケンロー氏のスーパースターぶりを伝えつつ、「一番、見て欲しいのは錦織圭選手」といい、「この映画を見たら、彼らが感じていたプレッシャーに比べたら、自分は１００分の１くらいかなととらえられるかなと」と真剣に話していた。