イマドキガール・内田珠鈴 モデルから音楽へ「人に気持ちを伝えられたら」

 LINEのCMやフジテレビ系「めざましテレビ」の“イマドキガール”で注目を集める歌手でモデルの内田珠鈴(17)が、9月4日に2ndプレデビューシングル「青の季節」をリリースし、同8日に3回目のワンマンライブを東京・代アニLIVE BASE西麻布で開催する。発売1カ月前の4日、神戸市のデイリースポーツを訪れた内田が、ニューシングルや音楽活動への思いを語った。

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 女子小中学生向けファッション誌「JSガール」の専属として表紙登場14回の最多記録を打ち立て、ローティーンのカリスマモデルとして活躍してきた内田だが、10代に人気のシンガー・ソングライター、井上苑子(20)に憧れており、「ずっと音楽をやりたいと思っていて、ずっとこの(音楽の)活動をやっていこうと思って」高校入学時に上京。井上や水曜日のカンパネラ、シンガー・ソングライターの川嶋あい(32)らと同じ事務所に所属した。

 「私は極度の人見知りで、でも歌は好きで、カラオケに行ったら歌っていました。歌詞を書いたりして、人に気持ちを伝えられたらいいんじゃないかと思っていて。小学校の卒業アルバムにも『CDデビューしたい』って書いています」

 「青の季節」は内田が作詞、シンガー・ソングライターの大柴広己(35)が作曲で、「失恋した女の子が、悲しい時期もあるけど、振り切って前を向いていく強い気持ちを書いた」失恋ソングだ。

 内田は「私は友達から聞いた話で歌詞を作ったりすることが多いんですけど、夏休みが終わったら別れているカップルが多い印象なので、同世代に共感してもらいやすいんじゃないかと」と、夏の終わりのリリースという季節感を意識したことを説明した。

 プレデビューシングルは2枚目だが、ライブ会場限定CDなどもあり、ライブで歌うことも多いオリジナル曲は約20曲にのぼっている。作詞は全て自身が手がけており、今回も大柴と「何度か話し合って歌詞のイメージを合わせながら」作詞した楽曲だ。

 モデル活動は現在も続けており、今年4月からは藤田ニコル、飯豊まりえ、古畑星夏らを輩出したスターの登竜門、“イマドキガール”に就任。LINEのCMで演技に初挑戦し、細田守監督のアニメ映画「未来のミライ」(公開中)では声優にも初挑戦している。

 こういった音楽以外の芸能活動も「すごく楽しい」といい、演技については「もっと勉強してみたいと思って。これから磨いていきたい」というが、音楽が中心であることにブレはない。

 アイドルでもセンター級の端麗な容姿の持ち主ながら、「やっぱり音楽がやりたい。やりたいことを一生懸命やっている姿を見ていただきたい。今は私のことを『めざましテレビ』やCMで知っている方がほとんどですが、いつか音楽をやっていることがたくさんの方に伝わっていったら」と熱望する。

 9月8日のワンマンライブは、4月の第2回ワンマンライブと同じ会場。前回は「楽しい思い出になって、すごくいいライブでした」と喜びつつも、「ちょっとだけ満員じゃなかった」と悔しがっており、「今回こそは満員を目標に頑張っています」と、手堅い目標を掲げていた。

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