山P「感謝の気持ちしかない」主演映画、興行収入100億円へ好発進

 歌手で俳優の山下智久(33)が27日、都内で行われた、主演映画「劇場版コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-」の公開初日舞台あいさつに、共演の女優・新垣結衣(30)、戸田恵梨香(29)、Hey!Say!JUMPの有岡大貴(27)らと登壇した。

 同作は、ドクターヘリに乗り込むフライトドクターを描き、2008年から続くフジテレビ系人気ドラマシリーズの映画化。邦画の実写としては15年ぶりとなる興行収入100億円超えも狙える絶好のスタートを切った。

 山下は「(ドラマのスタートから)10年間続けてこられたのも、支えてくれる皆さんが育んでくれたから。感謝の気持ちでいっぱいです」とファンにあいさつした。

 この日、全国345館、439スクリーンで公開された「コード・ブルー-」は、同じフジ系ドラマの劇場版で興収46・1億円を記録した「信長協奏曲」(2016年)との対比で172%の発進。1月23日公開と時期的に厳しかった「信長-」に比べ、これから夏休みに入るという好条件も重なっており、配給の東宝関係者は「(興収100億円は)十分、可能性がある。行くでしょう」と手ごたえを感じている。

 これまで邦画実写での“大台”超えは「踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」(173・5億円、03年)、「南極物語」(110億円、83年)、「踊る大捜査線」(101億円、98年)の3作のみ。「踊る-2」以来15年ぶりとなる“快挙”が達成されるか、注目を集めそうだ。

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