奥田瑛二の娘・映画監督の安藤桃子 縁もゆかりもない高知県に住み始めた理由は
俳優・奥田瑛二とエッセイスト・安藤和津夫妻の娘で映画監督の安藤桃子が、19日にフジテレビ系で放送された「アウトデラックス」(木曜、後11・00)に出演。4年前に移住した高知県の住みやすさや魅力について熱く語った。
“高知県から革命を起こしたい映画監督”として登場した安藤。東京で生まれ育ち、学生時代にはニューヨークへの留学も経験したが、東京に戻ってから息苦しさを感じていたという。仕事で訪れた高知で衝撃を受け、即、移住を決意した。
南海キャンディーズの山里亮太が恐る恐る「革命って、何ですか?」と質問すると、安藤は「花束で2人の人が思いっきり殴り合ってる絵が浮かんだ」と独特の表現で、愛を元に表現で摩擦を起こすのが高知県人の生き方だと熱弁。しかし、山里は「何度か言ってますけど、高知県でそんなの見たことない!」と断言し、MCのナインティナイン・矢部浩之はアウトの認定を出した。
VTRでは安藤の高知県での暮らしに密着。発案からわずか2カ月半で映画館をオープンさせたり、その映画館の宣伝をしたいと言えば、テレビ番組でミニコーナーを持たせてもらえたり、やりたい放題で楽しんでいる様子だった。奔放な安藤を受け入れてくれる懐の深い土地柄に、VTRを見た女優の遠野なぎこは「(高知に)住みたい!」と泣き出してしまった。
安藤は2010年に「カケラ」で監督デビューを果たし、14年に自身の小説「0・5ミリ」を、妹で女優の安藤サクラ主演で映画化。同作のロケを行った高知県に移住し、現在も活動の拠点としている。