吉川晃司、寡黙な武士役なのに…まるで“漫才”上地雄輔と舞台挨拶

 歌手、俳優の吉川晃司(52)が9日、自身17年ぶりとなる主演作、WOWOW「連続ドラマW 黒書院の六兵衛」(22日スタート、日曜、後10時)の舞台挨拶に共演した上地雄輔(39)と出席した。

 幕末期、開城が決まった江戸城に、何も話さず信念を貫き居座る旗本役で、全6話のうち最終話の2行分しかセリフがない難しい演技が求められる。舞台挨拶でも寡黙な作中と同様の姿が見られるのか…と思いきや、上地との漫才のような掛け合いが展開された。

 2人のシーンが多いため吉川にセリフがない分、上地には長セリフが多い。吉川は「また間違えるじゃないか。また帰るの遅れるじゃないか(と思ってた)」と冗談めかすと、上地は「そんなこと考えてたの?」とツッコミ。反対に、馬に乗って的を射る「流鏑馬」のシーンがあると説明した後に吉川が「(上地と)馬が合う」と語ると、上地が「馬が合うっていうのが親父ギャグに聞こえて」とやり返し、来場者を笑わせた。

 作中ではとにかく寡黙な武士を演じた吉川。その難しさを振り返りつつ、「話さない分、所作とか立ち振る舞いで見せていかないといけないので、体幹と筋肉トレーニング。それがなってないと所作にならないんですよ。あと流鏑馬っていうのと。撮影の間もずっとけいこが入っていたので、筋力勝負」と語り、上地に対しては「脳みそ勝負」とねぎらっていた。

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