中尾翔太さん早すぎる死にメンバー無念 佐藤大樹「心底悔しい」、世界「まだ3曲しか…」

佐藤大樹
世界
胃がんで亡くなったFANTASTICS・中尾翔太さん
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 胃がんを公表し、闘病中だったEXILEの弟分にあたるダンス&ボーカルグループ「FANTASTICS」のパフォーマー・中尾翔太さんが7月6日に死去したと所属事務所が8日、発表した。22歳だった。佐藤大樹、世界ら、メンバーが追悼のコメントを事務所を通じて発表した。

 佐藤大樹は「毎日のようにメンバーと連絡を取りあってました。僕らメンバーも心の中で“必ず翔太は助かる、完全復活する”と信じ続けていました。でも本当に悔しいことに誰も想像していなかったタイミングでその時はきてしまい大事なメンバーである翔太に二度と会うことが出来なくなってしまいました」

 (続けて)「正直、9人揃ったパフォーマンスをまだ一度も出来ていないこと日頃から応援くださり待ち続けてくださった皆さんの前でステージに上がらせてあげられず何もする事の出来なかった僕たちは心底悔しいです」と無念さをにじませた。

 中尾さんへ向けて、「一度も弱音を吐かずに病と闘い続けた翔太。今はゆっくり休んでね。そして天国でも踊り続けていると思う。翔太に最高の景色を見せられるように俺たち8人は頑張るね」と思いをつづった。

 世界も「本当に悔しいです。彼が1番悔しいと思います。『また一緒に踊りたいです。』と言ってくれた彼の声を聞く事も、彼のダンスももう見れないと思うと本当に残念でなりません」と記した。

 「FANTASTICS」として、「彼と過ごした月日は年月にするととても短く、曲数でいうとまだ3曲しか一緒に踊る事が出来ませんでした」と、まだまだこれから羽ばたいていくはずだった。「同じステージを踏んだ回数も正直まだまだ全然足りないです」と語る通り、昨年12月に八木勇征、中島颯太のボーカル2人の加入が発表されてから9人そろってのパフォーマンスができずにいたという。こうした経緯を受け、「グループとして考えれば、当たり前のフルメンバー9人でまたステージに立つ事自体が夢になっていました。当たり前の環境が当たり前では決して無いんだと心から痛感させられた数ヶ月でした」とつづった。

 中尾さんへは「辛い日々を過ごしたと思うけど、その中でも僕らと過ごした日々は本当にFANTASTICSがこのメンバーで良かったと思える事ばかりだったね。今は遠い場所にいますがまたいつの日か一緒にふざけたり踊ったりたくさん笑おう。これからもFANTASTICSは9人でひとつだと、心に誓い、頑張り続けたいと思います」と誓いを立てた。

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