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玲里インタビュー(前)父娘関係公表のきっかけは山下達郎と竹内まりや

玲里(右)と父の難波弘之=神戸市のデイリースポーツ
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 シンガー・ソングライターの玲里が、9月リリースを目指して4thアルバム「Emotional Armor」を制作している。国産プログレッシブ・ロックの第一人者で、日本を代表するキーボード奏者・難波弘之の娘として生まれ、音楽の世界に足を踏み入れた玲里が、そのユニークな音楽人生をデイリースポーツに語る、その前編。取材には難波も同席した。

  ◇  ◇

 玲里は2011年に1stアルバム「KISS AND FLY」を発表したが、当時、難波の娘であることは伏せられていた。

 16年、初めてセルフプロデュースした3rdアルバム「OPEN WORLD」をリリースした際、「竹内まりやさんが『そろそろ公表してもいいんじゃないの?』って言ってて。(山下)達郎が気に入って番組(TOKYO-FM『山下達郎のサンデー・ソングブック』)でかけてくれたんですけど、その時に『難波さんのお嬢さんです』ってはっきり言ってしまったので、もういいかって」(難波)と、父娘関係を公表した。

 難波は「別に隠してたって感じじゃない。『僕、別にそんなに有名人じゃないから(七光りの)メリットないよ』って言ったんです」と謙遜する。

 玲里は「知っている方は知っている方でいいだろうし、知らないならそれはそれでいいかなって」と公表の必要性を感じていなかったが、「(父娘)二人でライブやる機会がだんだん増えてきた」ことと、「OPEN WORLD」で「自分の音楽にもセルフプロデュースっていう形でちゃんと責任を持って、自信がついて吹っ切れている状態」になったことが大きかったという。

 父親が難波ということで、玲里は幼少時から山下・竹内夫妻らそうそうたるミュージシャンを身近に感じながら育った。

 5歳で初めて作曲をするほど早熟だったが、「最初はあまりにも身近すぎて、音楽をやるっていうことすら思わなかった。日常にあまりにも溶け込み過ぎていて」という。

 「ずっと音楽好きだったし、音楽をやろうと思う前から、曲を作ったり、頭の中で自分の作った曲が鳴っていたりっていうことはあったんですけど、行動に起こすのは大きくなってから」だった。

 「音楽を勉強するっていう概念」もなく、演劇系の大学に進んだが「演劇の大学には演劇が大好きな人たちが来て、音楽の大学には音楽が大好きな人たちが集まって。そういった中で、初めて自分がずっと音楽のことを考えているっていうこと」を発見した。

 難波に「音楽をやるにはどうしたらいいんですかねえ?」と相談したが、難波自身、学生時代にベーシストの鳴瀬喜博(スモーキー・メディスン~金子マリ&バックス・バニー~カシオペア)に誘われて金子マリ&バックス・バニーでデビューしたため、「分からない」と回答。

 難波のライブについて回っていたところ、「デモテープオーディション募集みたいなフライヤーが京都RAGの入り口に置いてあって、ピピッときて」、08年から応募を始め、デビューに至った。

      (続く)

 ◆玲里(れいり)幼少期からさまざまな音楽に親しみ、5歳で初めて作曲。2011年、デビューアルバム「KISS AND FLY」発表。第4回CDショップ大賞関東ブロック賞。アニメ映画「劇場版名探偵コナン 11人目のストライカー」や、元AKB・秋元才加の主演映画「マンゴーと赤い車椅子」の挿入歌などを担当。16年8月と2017年7月、プロ野球・楽天戦で国歌独唱。

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