テレ朝社長 勇退のしんちゃん声優に感謝「国民的アニメになるために多大な貢献」

 テレビ朝日の定例社長会見が3日、都内の同局で開かれた。

 同局系アニメ「クレヨンしんちゃん」(金曜、後7・30)の主人公・野原しんのすけの声優を放送開始から約27年にわたって務めてきた声優・矢島晶子について、角南源五社長は「矢島さんには特徴ある声、言い回しでキャラクターに生き生きとした命を吹き込んでいただき、クレヨンしんちゃんが世の中にブームを起こし、国民的アニメになるために多大な貢献をいただきました。作品を支え続けていただいた功績に感謝申し上げたい」とねぎらった。

 後任は声優の小林由美子に決まり、6日放送分から“二代目しんちゃん”がスタートする。社長は「6日からバトンタッチします。小林さんはこれまで数々のアニメ、映画で元気いっぱいの少年やドジな男の子をかわいく元気に演じられた。自然体な嵐を呼ぶ5歳児のしんちゃんを小林さん風に魅力的に演じていただけると思います」と期待を寄せた。

 矢島は6月29日放送をもって降板した。最後の出演の番組平均視聴率は8・5%を記録。前4週平均の7・7%を上回った。矢島は「しんのすけの声を保ち続けることが難しくなった」との理由で、1992年4月の放送開始から務めたしんのすけ役を降板した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス