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歌丸さん ピース1日1缶、50本を50年…肺気腫再発でやめる

桂歌丸さん
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 演芸番組「笑点」などで親しまれた落語家の桂歌丸=本名・椎名巌(しいな・いわお)=さんが2日、午前11時43分、慢性閉塞性肺疾患のため、横浜市内の病院で亡くなった。81歳。4月19日の国立演芸場定席が最後の仕事となった。同24日から肺炎で入院しており、6月30日までは話もできていたという。しかし、2日朝になって容体が急変。妻の冨士子さんらに看取られ、息を引き取った。

 2009年から肺気腫を患い、「50年以上」吸っていたタバコをやめた。晩年は腸閉塞、肺炎、呼吸器不全など病魔との闘いの連続で、入退院を繰り返していた。

 近年は酸素吸入器が欠かせない生活。肺気腫の原因はタバコ。本人曰く、20歳ぐらいから70歳近くまで、缶のピースを1日1缶、50本。退院しては吸っての繰り返しで、三度目の再発でやめざるをえなくなったという。

 横浜・真金町の遊女屋に生まれた。3歳で父が亡くなり、母は父方の祖母と折り合いが悪かったこともあり、小学生の時に家を出た。以来、厳しい祖母に育てられた。小4の時に「落語家になる」と決意。15歳だった中3で、五代目古今亭今輔に入門。中学を卒業した翌年(1952年)4月に上野鈴本で初高座をつとめた。近所に住んでいた5歳年上の冨士子夫人との結婚生活は61年。2人の子供がいる。夫人は下積み時代、化粧品のセールスや内職で家計を支えた。

 サイダーと天ぷらが好物。酒は飲めない。渓流釣りが趣味。2日夜、独演会終了後に取材に応じた春風亭昇太(58)によると、「(釣りに)行きてぇなあ、釣りに行きてぇなあ」と話していたという。

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