西野本、出版界でも“マジック”さく裂 半端ないって増刷8000部!

 サッカーW杯で日本代表を率いる西野朗監督(63)が2014年に発売した著書「勝利のルーティーン 常勝軍団を作る、『習慣化』のチームマネジメント」(幻冬舎)が、大増刷されていることが27日、分かった。

 同著は、ガンバ大阪監督時代に、Jリーグ通算最多勝利を記録した西野監督がチーム統率する秘けつを明かしている。「命令口調で選手に指示をしない」「チームのアクセントになる選手を投入する」など、就任わずか2カ月で選手たちの心をつかみ、選手起用でズバズバ的中させる“西野マジック”の信条が理解できる1冊となっている。

 編集を担当した同社第3編集局の高部真人氏は、本紙の取材に「4月の監督就任時にも2000部の重版をかけましたが、あまり売れ行きが伸びなかった。それが、19日のコロンビア戦での勝利直後から、売れ行きが飛躍的に伸び、全国で売り切れの書店が続出。会社に注文が殺到しています」と“手のひら返し”の反響の大きさに驚きを隠さず。その上で「急きょ重版をかけ、8000部増刷した。30日には書店に並ぶはず」と説明した。

 高部氏は西野監督の印象について「優しくて、偉そうな感じが一切ない。フランクにつきあってくださる。編集者に対する距離感が絶妙で、選手との関係がいいのも納得できます」と語った。

 ジュンク堂書店池袋本店では、日本代表の関連本を集めた特設コーナーを設置。長友佑都選手(31)や長谷部誠選手(34)らが過去に発売した著書も、売り上げを伸ばしている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス