沖縄戦73年、「慰霊の日」 翁長知事、基地負担軽減求める

 沖縄県は23日、太平洋戦争末期の沖縄戦で亡くなった20万人超をしのぶ「慰霊の日」を迎えた。73年前のこの日、沖縄戦の旧日本軍による組織的戦闘が終結したとされる。最後の激戦地となった糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園で「沖縄全戦没者追悼式」(県など主催)が営まれた。翁長雄志知事は平和宣言で、国民に基地負担の軽減を求めた。

 安倍晋三首相はあいさつで、沖縄で米軍関係地の一部が3月に地権者へ引き渡されたことを、負担軽減の成果として強調。「できることは全て行う方針の下、全力を尽くす」とした。「平和の詩(し)」を朗読した同県浦添市の女子中学生は、反戦を訴えた。

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