藤井七段 異例の昇段パーティー 一気に「三段」分…超スピード昇段で

師匠・杉本昌隆七段(右)と握手する藤聡太七段=名古屋市内
花束を受け取る藤井聡太七段(右)=名古屋市内
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 将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(15)の「昇級昇段を祝う会」が10日、名古屋市内で行われ、藤井七段はタイトル獲得への意欲を力強く語った。

 多くの地元将棋関係者が集まる中、「板谷(進九段)一門として東海地方にタイトルをという気持ちは持っています」と藤井七段。現在、王座戦でベスト8入りし、悲願のタイトル獲得も射程に入っている。プロ入り後、トップ棋士とも対等に渡り合ってきただけに「プロになったときはタイトルは遠い目標だったが、これまでに距離を縮められた部分もあると思う」と棋士としての成長にも自信をのぞかせた。

 今回の祝う会は「三段」昇段分を祝うパーティーとなった。関係者によると、2月上旬に五段昇段と順位戦昇級が確実となり、開催を決定。その後、七段にまで昇段したため、異例の形となった。

 祝う会には、500人以上が集まった。藤井七段は「将棋に対する純粋な探求心も忘れずに、これからさらに精進していきたいと思います」とさらなる飛躍を誓っていた。

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