三輪弁護士 悪質タックル問題の日大指導者「理論上は逮捕の可能性はあります」

 弁護士の三輪記子氏が27日、TBS系「アッコにおまかせ」に出演。日大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題で、反則行為を指示した疑念を持たれている内田前監督や井上前コーチについて「理論上は逮捕の可能性はあります」と語った。

 一連の問題では、反則を犯した宮川選手と指導者側の言い分が食い違いを見せている。三輪弁護士は「理論上は」と前置きした上で、逮捕の可能性があるとした理由について「証拠隠滅、口裏合わせをしてしまう可能性があって、真相が分からなくなってしまう」と説明。続けて「相当の理由も必要なんでハードルもあるが、クリアすれば逮捕の可能性はあるかなと」とした。

 一方で、アマチュアスポーツの現場で起きた例外的な問題だけに「実際に逮捕することについては慎重になるべきと思う。スポーツの現場で誰かが犯罪者になってしまうというのはほとんど考えられないこと。軽率に逮捕にふみきるというのは違う」とも語った。

 今後の争点については、“けが”のフレーズをポイントに挙げた。宮川選手は井上前コーチから「相手がけがをして秋の試合に出られなかったらこっちの得」と言われたと証言。一方で、井上前コーチは“けが”というフレーズを使ったかどうかは「覚えていない」とし、けがを目的にした指示ではなかったと主張した。三輪弁護士は「『つぶせ』というのがプレーとして正当性があるか、『けがさせろ』というかでは全然違う。刑事上の責任を負うかどうかは『けが』というのがポイントして大きい」と解説した。

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